腸内細菌– category –
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牛がセルロースを分解する第一胃は腸内細菌がたくさん棲んでいます!
今日は、セルロースを分解する酵素を持つ草食動物について見て行きます。画像は、草を食べる牛です。草食動物の中でも4つの胃を持つ牛をターゲットに話しを進めていきます。 牛はいったん胃に入れたものを口に戻して咀嚼していると聞いたことがあり、とて... -
食事から摂った食物繊維は果たして誰が食べるのか?
今日もまた昨日の続きのコラムとなりますが、糖類の中で単糖がいくつも集まった多糖類が出て参りました。その中ででんぷんが消化吸収されていく仕組みは、昨日見てきたのですが、酵素では消化されない多糖類のセルロース(食物繊維)について今日は見て行... -
じゃがいものでんぷんは体内でどうやって消化吸収されているのか!?
今日は昨日の続きです。口の中で唾液から出された消化酵素のアミラーゼがどのような経緯で変化していくのかを見ていきたいと思います。 例えば、口から入ったのがポテトサラダ(画像)の“じゃがいも”だとしましょう!じゃがいもでんぷんは、アミラーゼとい... -
糖質を分解する消化酵素<アミラーゼ>はしっかり噛むことから分泌される!
今日から、消化酵素と腸内細菌の消化器官内での働きを、出来るだけ簡単に、それでいて詳しく(どっちやねん!?笑)、お伝えしていければと思います。 人にとって食べることはとても大事な仕事です。この世に生まれて生涯、食べることをやめることは、命を... -
消化・吸収・代謝を語るには、消化酵素と腸内細菌の両方を見据える必要がある!
ここまでコラムを年始から続けて来まして、毎日様々なテーマで書いてきました。 主に腸内細菌の話題が多かったように思いますが、人の健康にとって腸内細菌は非常に重要な要素なのですが、その腸内細菌もすべて人が何を食べるかによって影響を受けるわけで... -
<大腸がん>胆嚢を全摘出していたため、胆汁がコントロール出来ずに悪玉菌が増える要因になったのかも!?
昨日までのコラムで、私の母の大腸がん手術と予後についてを時系列でお伝えしてきました。そして、昨日は漢方薬「大建中湯」と「ラクトバチルス菌」の関係性を、理化学研究所の佐藤尚子先生の論文から参考にさせていただき、この組み合わせで母が摂取して... -
<大腸がん>術後の便秘症状に大建中湯とラクトバチルス菌の組み合わせがいいんですよね!
昨日のコラムまでに3回に渡り、私の母の大腸がん手術に至る経緯や腹腔鏡手術のことなどを書いてまいりました。 今日は、退院してからの腸内を整えるために行っていることを書いていきたいと思います。 手術をしたのが8月9日でしたが、23日に無事退院するこ... -
「腸内細菌の世界へようこそ!」の第6話をYouTube公開します!
今日は腸内細菌の世界の模様を、不思議な壺を通して見られる、そんなストーリーで展開する「腸内細菌の世界へようこそ!」の第6話が公開されます。 今回は、阪神タイガースを応援するさとちゃんから冒頭のシーンは始まります! 2024年7月7日に阪神タイガー... -
酪酸産生菌が少ない人は、悪玉菌の割合も多い傾向にあります!
「理想的な腸内細菌叢を作る!」シリーズを続けておりますが、今日は、腸内細菌検査を行ったことでわかった、酪酸産生菌が多い人、少ない人のそれぞれの特徴を見て行きたいと思います。 まず、弊社で行っている腸内細菌検査は、FloraScanという検査キット... -
酪酸産生菌が多い人は、「免疫チェックポイント阻害薬」の効きもいいし、多くの疾病を未然に防いでいるんです!
「理想的な腸内細菌叢を作る!」シリーズをお送りしていますが、どうやら酪酸産生菌が理想的な腸内細菌叢の重要な部分を占めていることがわかります。 以前のコラムで、がん治療に用いられる「免疫チェックポイント阻害薬」が腸内細菌叢により効き目が変わ...