中医学– category –
- 中医学
漢方薬の服用時は「食前または食間に内服」を守るべき理由とは?
今日は、昨日のコラムの続きになります。漢方薬がどのような環境だと消化吸収代謝されやすいのか?を見て行きたいと思います。 漢方薬が体内に吸収されていくのに影響を受けることとしては、胃内のPHと腸内細菌叢によるものが大きいとされています。 腸内... - 中医学
<なぜ漢方薬が効くのか?>生薬に含まれるアルカロイドという植物中の毒性物質が様々な漢方薬の薬効の源になっています!
昨日は、漢方薬が腸内細菌叢によってその効き目が左右されるということ、また、生薬のなかの配糖体を腸内細菌が発する酵素で分解することで代謝物を生み出し薬効が得られるという話しをいたしました。 今日は、生薬の配糖体以外の成分で、そのまま吸収され... - 中医学
漢方薬も腸内細菌叢の違いによって効く人、効かない人に分かれるのです!
ここまでのコラムで、腸内細菌を色々な角度から見て参りました。 人の腸内にはたくさんの腸内細菌が棲息しており、いいも悪いも私たちの健康に影響を及ぼしていることも、具体的に見て参りました。 腸内の腸内細菌は人それぞれ違った種類が存在し、その数... - 中医学
ラクトバチルス菌がそもそも少ない方でも大建中湯は効果があるのか?
今日も「大建中湯」の続きの続きです。 昨日のコラムで、マウスの腸内にいるラクトバチルス菌が大建中湯をエサにすることで、最終的にプロピオン酸が作られ、免疫機能が高まるというシナリオでした。 ただ、人の腸内には、実際にはラクトバチルス菌がいる... - 中医学
漢方薬「大建中湯」は、腸内細菌が生み出す代謝産物を増加させる働きがあった!
今日は、昨日の漢方薬「大建中湯」の続きです。 「大建中湯」と腸内細菌の関係について、理化学研究所の免疫学者である佐藤尚子先生の研究から抜粋したいと思います。 この研究は、マウスを使い大建中湯が腸内細菌を介して腸炎を抑制するというメカニズム... - 中医学
腸の免疫を高める「大建中湯」について・・・
今日は久々に漢方薬の話しをしたいと思います。 ずっと腸内細菌の話しが続いておりましたが、実は、漢方薬と腸内細菌も深い関係があります。どういうことかと申しますと、漢方薬や効く効かないは、腸内細菌の構成により変わってくると言うことです。 要す... - 中医学
中医学の‟肝”と現代医学の‟肝臓”を比べてみた!? ≪免疫~中医学の肝?!編≫
昨日は現代医学の肝臓の免疫機能について見てきました。 ここまで、中医学の‟肝”と現代医学の‟肝臓”を3つの視点から見てきましたが、4つ目の肝については、結論から申し上げますと、直接的に免疫機能を肝が有しているとは言えないと思います。 もちろん、... - 中医学
中医学の‟肝”と現代医学の‟肝臓”を比べてみた!? ≪免疫~肝臓編≫
これまで3回に渡り、中医学の‟肝”と現代医学の‟肝臓”を比べてきましたが、今日は免疫編です。少し長くなりそうですので、今日は<免疫~肝臓編>、明日は<免疫~肝編>としたいと思います。 現代医学でいう肝臓では、免疫細胞が活躍しています。 この免疫... - 中医学
中医学の‟肝”と現代医学の‟肝臓”を比べてみた!? ≪毒の中和編≫
このシリーズは3回目になります。今日は、現代医学の肝臓の働きの中の「毒の中和」について見て行きます。 肝臓は体内に入った、人にとって毒となるものを毒のないものに変える働きがあります。 例えば、たばこのニコチンを中和していたり、運動などにより... - 中医学
中医学の‟肝”と現代医学の‟肝臓”を比べてみた!? ≪血液編≫
昨日は、胆汁の働きから、中医学の肝と現代医学の肝臓を見比べてみました。 今日は、現代医学から見た肝臓の機能である、栄養素を貯え変化させる機能から見てみたいと思います。 人が食べるものは、そのままでは栄養素として体内には取り込まれません。こ...